「男装をするからBホルダーを買おう!」そう思いネットで調べてみると、様々な商品が出てきてどれが一番よいのか分からない……そんなコスプレイヤーさんは少なくないと思います。
筆者も、何年も前に購入したBホルダーをずっと使用していたので、そろそろ新調しようと思い調べたら以前よりも種類が増えていて驚きました。
今回は、各メーカーのBホルダーを比較・吟味して私なりのおすすめBホルダーをご紹介、さらに「一回限りしか使わない……」という方に向けて代用品もご紹介致します。
シャツに響かない!脇ファスナータイプのBホルダーがおすすめ
Bホルダーはセンターファスナータイプと脇ファスナータイプの2種類あります。
少しだけセンタータイプの方が安いのですが、ファスナーが体の中心にあるとTシャツなどの体に沿うタイプの衣装ではファスナーが透けて目立つことがあるのです。
脇ファスナータイプは衣装にファスナーが透けることもなく自然な胸元になれるので、どうせBホルダーを買うなら少し予算を頑張って脇ファスナータイプを購入することをおすすめします。
チューブトップタイプのBホルダーNakedならどの衣装でも対応可能!
こちらのBホルダーは正規品ですので、値段は高めですが、その分布やホック・縫い付けなどがしっかりしています。
筆者はセンターファスナータイプからこのNakedに買い換えたのですが、胸潰しとしての能力はセンタータイプと変わらず、しっかりと胸を潰してくれました。(個人の胸のタイプにより潰れ具合は変わります)
ちゃんと胸が平らに見えるよう、前面の布が二重になっていますが、特にモッサリ感もなく体にフィットするため、衣装が薄いシャツでも問題なさそうです。
チューブトップタイプなので、襟ぐりが広いタイプの衣装でも肩を気にせず撮影に挑めるのもおすすめポイントです。
予算があまりない場合はノーブランドのナベシャツでもOK!
「Bホルダーはちょっと予算を超えてしまう……」そんな時はノーブランドのナベシャツにしてしまうのも一つの手です。
ナベシャツはチューブトップではなく肩がタンクトップのようになっているため、襟ぐりが広いタイプの衣装を着用する際には使用できません。
今のところ肩が出そうな衣装の着用予定はない、できるだけ安い方がいい、という場合はこちらのシャツでも大丈夫だと思います。
以上、おすすめのBホルダーとナベシャツをご紹介致しました。
他にもamazonや楽天にBホルダーと名の付いた激安の商品が出品されていますが、1,000円以下のBホルダー模倣品は使い物にならないので購入は避けた方がよいです。
筆者は一度amazonでBホルダーを騙るノーブランド商品を購入したのですが、全く胸が潰れず、しかも乳首が浮き出る(笑)という悲惨な有様になったので、安物は本当におすすめしません。
さて、おすすめ商品をご紹介しましたが、中には「胸つぶしにそんなにお金はかけられない!」という崖っぷちレイヤーさんもいらっしゃるかと思います。
そんな方に向けて、Bホルダーやナベシャツの代用品におすすめのアイテムもご紹介していきます。
Bホルダーの代用品になる胸潰し方法は?
Bホルダー購入資金を貯めるまでの繋ぎだったり、一度きりの男装だからBホルダーを買うまでもない……という時には、代用品で胸潰しをしてみましょう。
ガムテープ
あまりおすすめはしませんが、一度だけ最安値で胸潰しをしたい場合はガムテープでの胸潰しが最も安上がりです。
- 不要なタンクトップを着る(もしくは胸の辺りにサランラップを胴一周分以上巻く)
- タンクトップ(ラップ)の上からガムテープを体に3周以上巻き付ける
- その上から衣装を着る
以上の通りで胸潰しが完了します。
ガムテープは割と雑にグルグル巻きつけてもそれなりに仕上がるのですが、均等に上手く胸を潰せるようになるには何度か試してコツを掴む必要があります。
また、Bホルダーと違い全く伸びないので段違いに息苦しいです。ガムテープを巻く際はあまりテンションをキツく掛け過ぎないようご注意下さい。
ガムテープ胸潰しは回数を重ねるほどお金がかかっていきますので、何度も男装や幼女のコスプレをするのであればBホルダーを購入してしまった方が結果的に安く(しかも簡単に)済むと思います。
腰用サポーター(コルセット)
Bホルダーやナベシャツほどちゃんとしていなくていいけれど、ガムテープはちょっと……という場合は腰用サポーター(コルセット)を胸潰し変わりに使ってみて下さい。
腰用サポーターであれば上からガムテープなどで引き締めずとも、元々付いているゴムを引っ張って固定すれば胸の締め付け具合を調節できて便利です。
ただし、Bホルダーに比べるとどうしてもモッサリしてしまいますので、薄手のシャツのみの衣装の時にはこの方法はおすすめしません。
また、腰用サポーター(コルセット)は安くても1,000円近くしますので、もともと持っているのを活用するのではなく新しく買うのであれば、いっそナベシャツを導入した方がよいと個人的には思います。
さて、今回ご紹介したBホルダーや代用品たちですが、ナベシャツ以外の胴に巻くだけのタイプは撮影中にずり落ちたりずり上がってしまうのが心配ですよね。
Bホルダーがずり落ちる・ずり上がる時の対処法は?
撮影時に動き回っていると、Bホルダーやガムテープ胸潰しはずり上がったりずり下がることがありますので、以下の方法で固定すると安心して撮影に挑むことができます。
Bホルダーの固定方法
Bホルダーには透明ストラップ(肩ひも)を付けるためのループがついているため、ずり落ちを防ぐことができます。
透明ストラップはBホルダーに附属していませんので、各自下着売り場などで購入して下さい。
ガムテープ胸潰しの固定方法
ガムテープで胸潰しをする場合はテーピングテープなどで胴にガムテープを固定するしかありません。
腰用サポーター(コルセット)の固定方法
腰用サポーター(コルセット)は、ガムテープの時と同じようにテーピングテープで固定してもよいと思いますが、透明ストラップをつけるループ(ひも)を縫いつけてしまうのも一つの手だと思います。
まとめ
- Bホルダーは脇ファスナータイプがおすすめ
- Bホルダー以外にもナベシャツ、ガムテープ、腰用サポーター(コルセット)で胸潰し可
- チューブトップ形式で胸潰しをするとずり下がるので透明ストラップなどで固定する
以上、男装時に活躍するBホルダーについてまとめてみました。
Bホルダーは高価なので購入する際は少し躊躇してしまいますが、着脱が代用品よりもずっと楽で付け心地も快適なので私は購入をおすすめします。
今回の記事を参考に、自分の予算や着る衣装の系統にあわせて、最適な胸潰し方法を選んで頂ければと思います。
ちなみに、男装をする際は胸を潰す以外にも体型補正を行うことがグッとクオリティがアップします。
身体のラインが出やすい男装をする際は、↑こちらの記事を参考にプラスアルファの体型補正にもチャレンジしてみて下さい。