
コスプレメイク方法の一つとして定着しつつあるテーピングですが、様々な理由から「テーピングはちょっと……」と敬遠している方も多いのではないでしょうか?
しかし、クオリティを求めるのが当たり前という雰囲気さえ感じられる昨今のコスプレ界において「やり方は知ってるけどテーピングしてない」という状態が許されるか、ちょっと心配ですよね。
そこで今回は「コスプレでテーピングをしないのはアリかナシか」について、私の意見をまとめてみました。
テーピングをしないという選択はアリ?
筆者はもちろん「あえてテーピングをしない」という選択は大アリだと考えています。
恐らく「テーピングという手段は知っているけどやりたくない」という方のほとんどは、
- テーピングをしすぎると顔がたるむと聞いた
- テーピングをすると頭が痛くなってしまう
以上のような理由でテーピングを敬遠しているのではないでしょうか。
この2点のデメリットから分かる通り、テーピングは顔を歪めてしまうため本当は顔のテーピングなんてしないに超したことはないのです。
「テーピングをすると顔がたるむ」という話は、私は直接プロの方から意見を頂いたことはないのですが、こちらのコスプレイヤーさんが整体でテーピングの危険性について聞いたそうです。
テープで顔を吊るなんてふつうではありえないことをしている以上、皮膚と筋肉の間に隙間ができてしまう、という現象が起きてもおかしくないように思えます。
また、テーピングをすると頭痛がするというのも、コスプレを楽しむという面から考えると見過ごせないデメリットです。せっかくのコスプレが楽しくない思い出になってしまいます。
顔がたるむ危険を冒してでも、頭痛を我慢してでもテーピングをしたいかどうかは人それぞれであり、絶対にどちらかでなければいけない、なんてことはありません。
どちらを選択する人がいてもおかしくないものですので「テーピングをしたくない!」という方はテーピングなしでコスプレを楽しめばOKです。
とはいえ、周りのコスプレイヤーさんがみんなテーピングをしている中、自分一人だけテーピングをしていないと、なんだか不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
テーピングをしていないせいで嫌われる可能性は?
正直なところ「やり方を知っているのにテーピングしないなんて……」と指をさす人はゼロではありません。
ですので、あえてテーピングをしていないことを知られたら、一部の過激派コスプレイヤーには文句を言われてしまうかもしれません。
人のコスプレに口を出す面倒なレイヤーが身近にいる場合、「人に文句を言われたり悪く思われるのは耐えられない!」という方は「あえてしていない」ことは隠しておいた方が楽です。
悪いことをしているわけではないのにこちらが気を遣うのは癪ですが、人のやり方に文句を付けるようなウエメセレイヤーにはどんな説明をしてもムダなので諦めましょう。
こちらからテーピングの話題に触れなければわざわざ噛み付かれることもありませんので、適当に距離を置いて接するのがおすすめです。
以上、リスクや周りの目について触れましたが、テーピングをしないとなると当然自分が得られるはずのメリット面も捨てることになります。
テーピングをしない代わりに気にしておきたいこと3つ
「テーピングはしたくない、でも小顔効果は欲しい……」そんなジレンマを抱えているならば、テーピング以外の小細工全てを駆使して小顔を目指しましょう。
確かにテーピングの手軽さには勝てませんが、今からご紹介する3つの小細工はうまくやればなかなかの効果を発揮してくれます。
①顔痩せ・小顔マッサージをする
地味ですがやはり毎日地道にマッサージをして、そもそもテーピングの必要がない顔になるのが理想ですよね。
そんな簡単に痩せないからこそテーピングが流行っているのですが、テーピングをしない以上、やはりこういった積み重ねが大切になってきます。
マッサージは自分では効果が実感しにくいですが、きっと一ヵ月後には効果が出ているはず……と信じて筆者は「造顔マッサージ」を始めました。頼むぞ……。
②メイクの時、シェーディングとハイライトに注力する
ノーズシャドウは初心者コスプレイヤーさんでもしている方が多いですが、顔全体の立体感を出すためのシェーディング・ハイライトには気を配っていますか?
アニメっぽくするためにあえてのっぺりとした印象にする、という訳でないのであれば、是非一度しっかりとシェーディングとハイライトの知識を付けることをおすすめします。
他の部分にシェーディングがされていないのにノーズシャドウだけしっかり入れていると、ノーズシャドウが悪目立ちしてしまい違和感のある顔になってしまいます。(私のことです)
少し前に話題になった「コントゥアリング」はしっかり顔に陰影をつけるメイク方法なので、写真写りが重要なコスプレにおすすめです。
③レタッチは必須と心得て、写真アップ時は必ず輪郭をチェック
さて、いくらしっかりシェーディングをしても小顔効果には限界があります。
「テーピングなしで劇的に小顔に変えたい!」という場合は、帰宅後にレタッチで顔を小さくしてしまうに限ります。
加工方法は様々ですが、画像編集ソフトにある「ゆがみツール」で輪郭をグッと内側に押し込むのが手軽でおすすめです。
こちらのサイトでphotoshopでのレタッチ方法が紹介されていますが、他のソフトやアプリに同じ機能があれば真似できるので、是非チェックしてみて下さい。
まとめ
- 「あえてテーピングをしない」のはもちろん大アリ!
- 他人に口出しされるのが嫌な場合はテーピングについて触れないのがおすすめ
- テーピングをしない代わりにマッサージやシェーディングで小顔に!
以上、あえてテーピングをしないことについて、私の意見をまとめてみました。
顔のテーピングは劇的な効果が得られて魅力的ですが、リスクが伴うものです。
テーピングをせずにコスプレを楽しんでいる人もたくさんいらっしゃいますので、ムリに周りにあわせてテーピングする必要はありません。
是非自分の納得する形でコスプレを楽しんで下さいね。