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コスプレでカメラマンさん分のスタジオ代負担を申し出る時の注意点

カメラマンさんに撮影をお願いする際、自分の容姿やコスプレのクオリティーに自信がないとカメラマンさんにスタジオ代やイベント代を負担して頂くのが申し訳ない気がしますよね。

しかしこういった時に「私なんかですみません」と自分を卑下した言葉を添えて負担を申し出ると、逆に相手の迷惑になってしまう可能性があります。

今回は「なぜ謙遜や卑下が迷惑になるのか、どのような言い方をすべきか」を考えてみました。

カメラマンさん分のスタジオ代負担を申し出る時に卑下や謙遜は迷惑?

コスプレは自分の容姿が関係する趣味なので自信が持てないという気持ちはよく分かりますが、あまりしつこく「私なんか」と謙遜し続けると相手は気を遣いますし、返す言葉に困ってしまいます。

謙遜する際に言ってしまいがちなこの言葉の何が問題なのかを考えてみましょう。

問題点① 「そんなことないですよ」の言葉待ちに思える

「私なんか本当にブスで……」と謙遜されたら相手は「そんなことありませんよ!」と言うしかなくなります。卑下をすることでカメラマンさんを、「私なんかブス」という言葉を否定せざるを得ないように追い込んでしまっています。

本心で言っているのだとしても構ってちゃんだという印象を受けますので、しつこく自分を卑下されると面倒臭いと思わせてしまいますので注意しましょう。

問題点② カメラマンさんが自己負担せざるを得なくなる空気を作ってしまう

「私みたいなブスのためにお金を払わせられません」なんて言われてしまうと「○○さんはブスじゃないので全然払えますよ!」と返すしかなくなってしまいます。

この言い方ではむしろ相手に自己負担を強要しているも同然なので、本当にカメラマンさんに気を遣ってスタジオ代(イベント代)を自分が負担をしたいなら卑下や謙遜は挟まないようにしましょう。

問題点③ カメラマンさんの撮影や作品に対する情熱を無視している

カメラマンさんのほとんどはそのコスプレの作品やキャラクターが好き、もしくは知らない作品であってもそのコスプレを撮ってみたいと思ったから撮影を引き受けて下さったはずです。

せっかく自分のコスプレに好意を持って頂いたのに、それを否定するような言葉は言うべきではないと思います。

以上、負担を申し出る時にあまり謙遜を重ねるべきでないと思う理由をまとめてみました。しかし普段から息をするように自己否定をしている方にとっては、卑下をせずに負担を申し出るのは難しいですよね。

負担を申し出る時はどんな言い方をすればいい?

謙遜はほどほどに、素直な気持ちで「スタジオ代(イベント代)は結構ですので、是非○○さんに撮影に来て頂ければと思います」と伝えれば問題ないと思います。

「私なんかを撮ってもらうのは申し訳ないから」ではなく、カメラマンさんへのお礼として素直な気持ちでお伝えすれば相手を不愉快な気持ちにさせてしまったり、面倒に思われることもないのではないでしょうか。

さて、こうして卑下や謙遜のない申し出方をしてもスタジオ代は自己負担する、と言って下さるカメラマンさんもいらっしゃいます。そういった場合はなんと返せばよいか考えてみましょう。

カメラマンさんが自己負担を申し出て下さった時は?

「自分なんかを撮るためにカメラマンさんにお金を払わせるのは申し訳ない!」という気持ちは分かりますが、せっかくの厚意ですから素直に受け取るのが一番だと思います。

相手のカメラマンさんにもお考えがあって自己負担を申し出て下さっているのでしょうから、あまりその気持ちを無碍にするのも褒められたものではないと思います。

カメラマンさんに自己負担させるなんて、という考えの方は多いかと思いますが、個人的には自己負担をお願いしても問題ないと思います。そのことについてこちらの記事で考えを述べていますので、よろしければご覧下さい。

まとめ

  • こちらの言葉を否定せざるを得ない空気を作ってしまうので、謙遜や卑下はしない
  • 負担を申し出たい時は「撮影に来て欲しいから」という気持ちを素直に伝える
  • カメラマンさんが自己負担をすると申し出て下さったら素直に厚意を受け取る

以上、カメラマンさん分のスタジオ代・イベント代などの参加費の負担を申し出る時に注意したいことをまとめてみました。

自信がないとつい自分を卑下してしまいがちですが、この記事をお読み頂いた皆さんは今回を機に使い方をもう一度考えてみて頂ければ幸いです。